2019年1月31日木曜日

切粉のはなし。

切粉のはなし。
削り出し加工をしていると必ず排出される切粉。大工さんでいうところのかんな屑のようなものです。切粉は屑、スクラップなんて言い方もします。通常はそれぞれの材質で分別しますが、うちの場合はアルミのみなので、切粉が溜まると専用のドラム缶に保管してそのドラム缶が溜まるとリサイクル業者さんにお願いして持って行ってもらいます。
こちら、機械で溜まった切粉です。細かい切り込み量だったので、切粉も細かくなっています。

2019年1月28日月曜日

パニアケース 爪の加工(A5052)

 今回はバイクのパニアケースの部品が故障し、その部品の製作をしたいというご依頼でした。バイクの後輪につけるケースをパニアケースというそうで、その取付・取り外しをするための爪が破損されたそうで、バイク屋さんでは注文できない品物だそうです。元々の爪はプラスティック製だったのですが、今回はアルミで製作をさせて頂きました。
珍しい形状でしたので、掲載の許可を頂きご紹介させて頂いております。こちらの製作で難しいのはやはり材料の固定です。簡易的な治具を製作、使用して形状加工を行っています。固定は2個の穴を利用しました。無事、用途もなされたようで、一安心でした。

破損部品もアルミ加工のアルミプラス

2019年1月14日月曜日

オーディオラックの支柱部品のご感想



お客様より嬉しいご感想を頂きましたのでご紹介いたします。
今回は既存のオーディオラックの支柱では、背面のケーブル端子が当たってしまうため、接続できないので新規に製作したいというご依頼でした。
お客様ご感想
「おせわになります。Nと申します。
先日は部品の制作ありがとうございました。
本日、長期出張から帰ってようやくオーディオラックを組み上げました。
寸法もバッチリで、この上ない仕上がりです。
このような個人対応を行って頂けるお店は殆ど無いと思いますが、たいへん助かりました。
ぜひまた何かあればお願いいたします。
ありがとうございました。」

埼玉県 N様

*頂きましたご感想の掲載はお客様より承諾を得ております。  
 アルミプラスではオーディオアクセサリー部品も数多く製作のお手伝いをしております。

オーディオアクセサリー部品加工ならアルミ加工のアルミプラス。

2019年1月10日木曜日

カッターのはなし。

カッターのはなし。
カッターのはなしと言っても文具のカッターではなく、工具のカッターです。フライス加工の工具ではドリル、エンドミルのほかにもカッターと種類のものがあります。T溝を施すためのTスロットカッターやアリ溝を施すアングルカッターなどがあります。
こちらがアングルカッターになります。カッターの先から根元にかけて角度がついており、エンドミルでは実現できない加工ができます。
こちら、カメラの三脚に固定するもので、この台形の部分を三脚にスライドさせて使用します。
こちらの三脚に使用します。こちらの箇所はともに樹脂なのですが、アルミに変更したいというお話を頂きます。今まではお断りしていたのですが、あまりにも数多くお問い合わせを頂くので、加工幅を広げるため、規格に近いアングルカッターを購入しました。
 見えないところで設備費はかかるものです。はい↓。
ちなみに英語で切削はCuttingです。

2019年1月7日月曜日

コンパクト赤道儀に取り付けるパーツ(A5052)

今回はコンパクト赤道儀に取り付けるパーツ(A5052)のアルミ加工をさせて頂きました。
こうした部品も数多く製作をさせて頂いております。

2019年1月3日木曜日

オイルのはなし

オイルのはなし。
機械仕事で欠かせないオイル。主に切削油(削るときに使う油)と機械の潤滑油を使用しています。切削油は材料を削る際の摩擦熱の冷却効果と潤滑の効果があります。特に金属加工では温度上昇が激しいので、この冷却が必要になってきます。今の機械はオイルタンクがあり、そこからポンプで汲み上げて循環させて、作業にあわせて油を出して使用します。汎用機などはその都度刷毛などで塗布して作業を行ったりし、オイルは加工では欠かせないアイテムです。

工場はこの油の匂いがしています。僕は子供のころからかんでいる匂いなので、あまり気になりません。むしろ安心します。アロマだったりします。しかし、他の工場にいくとその油の匂いがすごく気になります。不思議なものです。