2004年12月29日水曜日

仕事納め。

 こんばんは、お疲れ様です。

 今日で今年は仕事納めです。今年もいろいろありましたが、アルミプラスをやっと立ち上げられて良かったです。今月は多忙で結局休みがとれませんでした。ようやく休みがとれますので、ゆっくり静養したいと思います。

 皆様も良いお年をお迎え下さいませ。

2004年12月27日月曜日

ロウソクの科学

 こんばんは、お疲れ様です。

「ロウソクの科学」という本をご存知ですか?イギリスの科学者、マイケル・ファラデーの著書です。毎日新聞のコラムで読んだのですが、なかなか面白そうです。ロウソクを通して自然界の法則をお話しているようです。とても興味深かったので、購入しました。お正月はこれを読もうかなと思っています。

2004年12月26日日曜日

なぜ、アルミにこだわっているのですか?

 こんにちは、お疲れ様です。

 今日はアルミプラスに頂いたご質問をご紹介します。「なぜ、アルミにこだわっているのですか?」というご質問を頂きました。皆様、そう思っているかもしれません。次のようなお答えをさせて頂きました。

 

 「アルミ加工を得意にしているためです。



 弊社に保有する加工機は一般産業用の機械としましては剛性が低い(力が弱い)ため、鉄やステンレスのような硬い材料を削るのには適しておりません。また、非常に小規模の工場ですので機械の保有台数も少ないため、廃棄物の処理の観点から多くの種類の材料を取り扱うことにも適しておりません。



 そうした観点から長年の間、弊社ではアルミ加工を中心に加工を行って参りました。そのためアルミ加工に関する技術も熟知しております。(アルミ加工は専門業者でしかできない加工の繊細さが要求される場合がございます。これは多くの種類の材料を取り扱っている業者様ではなかなか難しいことだと思います。)



 アルミは産業分野のみならず、個人様でもお気軽にお取り扱いできる材料です。

近年ではロボット製作ブームなどでアルミ加工をするユーザー様も増えて来ております。そうしたユーザー様やこれからアルミを使用してみたいという方の為に、これまで弊社に蓄積されたノウハウをご提供したいというのがこだわりの理由です。」



少し、アルミプラスをご理解頂けたでしょうか?

2004年12月25日土曜日

技術・家庭科資料集

 こんばんは、お疲れ様です。

 今日は技術・家庭科の資料集のお話。ものを捨てられない僕は、いまだに昔使っていた教科書があったりします。めったに見ることはないのですが・・。その中で技術・家庭科の資料集が結構面白いです。現在、中学校にこの科目があるかどうか分かりませんが、製図、木材加工、金属加工、機械、電気などお父さんになるための必須アイテムがあったりします。基本的なことを網羅していますので勉強にもなります。

 ふと思ったのですが、これを教えられる先生って今いるのでしょうか?

2004年12月23日木曜日

年末・年始のお知らせ

 こんばんは、お疲れ様です。

 アルミプラスの年末・年始の休暇は12月30日から1月4日となっております。メールでのお問い合わせは承っておりますが、お返事が遅くなるかもしれません。ご了承下さいませ。

 今年ものこり僅かですが、宜しくお願い致します。

2004年12月22日水曜日

3次元CADの巻(その1)

 こんばんは、お疲れ様です。

 今日は3次元CADのお話。先日お話しした2次元CADが平面的だったのに対し3次元CADは立体的な図面を書くことができます。この3次元CADはモデリングの手法として2種類があります。サーフェースモデリングとソリッドモデリングです。サーフェースモデリングとは線や曲線を枠組みとして面(表面)を貼り、目的の形を制作する手法です。ちょうど昔の凧を作る際に竹ひごをもちいて骨格をつくり、その骨格に紙を貼って行く形に似ています。一方、ソリッドモデリングとは塊から目的のものを制作して行く手法で、彫刻に似ています。(あくまで簡単な説明です。。、サーフェースモデリングは面を貼るだけなので中は空洞です。)

 それぞれの利点に関してはまた後日。

2004年12月20日月曜日

2次元CADの巻

 こんばんは、お疲れ様です。

 今日は2次元CADのお話。イメージ的には平面の紙にペンと定規、コンパスなどを使って図面を書くのと同様にこの作業をコンピューター上で行う感じです。コンピュータですので書き直しなどの修正作業もラクチンです。この2次元CADはAutoCADJw_cadなど有名です。ファイルの形式はDXFやDWG(AutoCADのファイル形式)などがあります。このファイル形式はドローソフトなどでも出入力できるものがあります。例えばIllustrator。もしかしたらお手持ちのソフトでもCAD環境が整っているかもしれません。

2004年12月17日金曜日

カレンダーがつきました!!

 こんばんは、お疲れ様です。

 今日、やっとこのブログにカレンダーがつきました。bloggerはデフォルトでカレンダー表示の機能がついていません。いつもBloggerに関して参考にしているBloggerでブロッグさん記事を参考に作ってみました。スクリプトをお借りしたのはBloglendarさんです。少し戸惑いましたが、色々試してやっと出来ました。

2004年12月16日木曜日

図面ランキング。

 こんばんは、お疲れ様です。

 今日はお問い合わせの際に、頂く図面の形式を順にご紹介します。

第5位はIGESファイル。

 3次元CADで一般的に知られているファイル形式です。

第4位はファックス。

 手書き図面が多く、実寸表示なので手軽に送付することができます。

第3位はPDFファイル。

 こちらも見やすく、取り扱いが楽です。macのOSXでは標準でPDFにする機能が付いています。

第2位はDXFファイル。

 2次元CADで一般的に知られているファイル形式です。汎用的なCADでは殆ど出入力が可能です。

加工の手間も省けますので便利です。

そして、第1位は・・・・

「JEPEG、GIFファイル」です。

 ペイント、ドローソフトでも簡単に取り扱えるファイル。最も身近なファイルだけあってこの形式で送って下さる方が多いです。



ご参考になりましたでしょうか?



番外

「これくらいの大きさで、穴が○個でおいくらですか?」という言葉図面。

こちらは、加工の形状把握ができませんのでご遠慮下さい。(ニコニコ)

2004年12月15日水曜日

CADのさわり。

 こんばんは、お疲れ様です。

 今日はCADのお話を少し。最近は手書きの図面よりもコンピュータにより出力された図面が多くなっています。ファイル形式はGIF、JPEG、PNG、PDF、DXF(*)、DWG(*)、IGES(*)など様々です。こうした製図や設計をコンピュータで実現してくれるのがCADシステムです。このCADシステムは、建築、土木、機械などの幅広い分野で活躍しています。

 以前までは2次元(平面的)のCADが主流でしたが、現在は3次元(立体的)のCADも浸透しつつあります。CAD利用の利点は、図面の管理がし易い、設計変更がし易いなどが挙げられます。加工をする立場では、図面データがあるため、加工時間の短縮にも繋がっています。



(*)DXF、DWG、IGESはそれぞれCADファイルです。詳しくは後日。

2004年12月14日火曜日

加工段取り

 こんばんは、お疲れ様です。

 今日は加工段取りのお話。お客様から頂いた図面をもとに製作をするのですが、手順としては、

1.図面をもとに加工の方法(順番)を考える

2.加工のプログラムを作成する。

3.加工をするための段取りをする。

4.本加工をする。

(完成まで3.4.の繰り返し)

5.仕上げ。

となります。

 加工段取りでは、加工に最適な工具(エンドミル、ドリル、タップなど)をセッティングして、必要があれば加工用の治具も製作します。また、この段取りは加工をする場所毎に行いますので、時間も結構かかる場合があります。アルミプラスでのお見積もりはこうした段取り時間も考慮してさせて頂いております。

2004年12月13日月曜日

黒船の再来襲。

 こんばんは、お疲れ様です。

 先日お話しした外人のお問い合わせですが、また、今日もありました。今回は免疫があったので少し冷静でいられました。取りあえず片言の英語でしゃべりましたが、通じず・・(汗)。相手の方は、ファックスを送りたいが、番号を知らせろと言っていましたが、送られてきても困ります・・・。海外とは取引はしていないと一生懸命言っているのですが、相手もしぶとい。本当に困りました。。。

2004年12月12日日曜日

久しぶりの小説。

こんばんは、お疲れ様です。

先日新聞の広告でひかれて久しぶりに小説を買いました。「アキハバラ@DEEP」石田衣良(文藝春秋)。まだほとんど読んでいませんが、面白そうです。。

2004年12月11日土曜日

黒船来襲?

 こんばんは、お疲れ様です。

 昨日のことです。電話がいつものようになり、いつものように「はい、小池製作所です。」と答えたところ、「Hello!」の声。一瞬頭が真っ白。なにもなかったかのように「Hello!」と答え、用件を伺うが英語が早すぎて分からない。。。(汗)冷静になろうと思い、取りあえず、「英語がしゃべれない」と中学校の英語で答えるが、マシンガンのようにしゃべってきて何がなんだかサッパリといった状況。相手の方もようやく諦めた感じで、電話を切られました。ようやく一息していたところ、2枚のファックスが来ました。見慣れない英語の書類と図面、ステンレスの加工で、ロットは50万個。絶対どこかと間違えている。。。。しかし、僕には打つ手がない。(汗)こんなことなら、ちゃんと英語を勉強しておけば良かった。。まさか英語を使うとは。。

2004年12月8日水曜日

トップページでご紹介。

 こんばんは、お疲れ様です。

 今日、トップページでこのブログをご紹介させて頂きました。ブログの名前も「アルミプラス日誌」から「アルミプラスのフロク」に代えてみました。すこしダジャレが入っていますが、お気にせずに。。。

2004年12月7日火曜日

加工のプログラム

 こんばんは、お疲れ様です。

 アルミプラスで加工をする作業の前に必ず行うのが、加工プログラムの作成です。弊社にある加工機の殆どにはNC(コンピュータ制御の一種、NCは数値制御の意味)と呼ばれるものが搭載されています。この数値制御をするプログラムを作り、機械に入力して加工が行われています。

 プログラムの内容を簡単に言いますと加工したい部分の座標点を表して、その箇所に加工内容の命令をするといった感じのものです。(Gコードと呼ばれるNCプログラムコードを使用しています。)このプログラムの長さは加工内容によって異なりますが、3次元曲面などになる膨大な量になります。

 このプログラムも弊社では3年前まで手計算による座標値を計算してプログラムを作成していました。現在はCAD/CAMの導入に伴い、コンピュータによるプログラム作成が可能になり、作業効率も高くなり、また難易度の高い加工もできるようになってきました。コンピュータ様様です。



 CAD/CAMとはコンピュータを利用してNCプログラム(機械を動かすための言語)を、CADで作られた部品形状のデータから直接的に生成するシステムのことを言います。

2004年12月6日月曜日

高精度アルミ板A5052

 こんばんは、お疲れ様です。

 今日はアルミA5052のお話を。

 一般機械加工材として広く使用されているA5052ですが、板材そのままを使用するには少し注意が必要です。一つ目は板厚が不揃い、2つ目は平坦度、3つ目は板の生産時にできる余計な力(残留応力)によるひずみなどがあげられます。JIS規格では板厚の許容幅が広く、また平坦度も同じく広いため、材料屋さんからの入荷材によっては酷く板厚がばらついていたり(±0.2ということも、もちろんJIS範囲内なのですが・・)、平坦度が悪かったりします。

 こうした問題を解決してくれるのが、高精度アルミ板です。各メーカーで呼び名は異なりますが、神戸製鋼のアルハイスIIや滑川軽銅のニューハイプレートなどがあります。

 こうしたアルミ板を使用することによって余分な切削加工(板厚や平坦度の調整)をなくす事が可能です。少し通常のA5052よりも値段は高いですが、余分な切削加工を考えると最終的には安くすることも出来ます。用途としては余計なひずみなどもないのでコンピューターやオーディオ、ロボット部品に最適です。

2004年12月5日日曜日

A5083に注目!

こんばんは、お疲れ様です。

今日はA5083のお話。

今年、中国や台湾で鋼材の需要が高まり、国内は鋼材不足に悩まされました。鉄にとどまらずアルミも同様に不足していました。アルミの機械加工で一般材として広く使用されているA5052(通称52)は厚みによってはいつ入荷するかわからないといった状況でした。この対策としてA5083が注目されました。

 A5083はA5052と同じMg系のアルミで、Mgの含有量の多い合金です。非熱処理アルミ合金の中では最も優れた強度を持っています。一般的には溶接性が良いため溶接構造材として知られています。また、耐食性もアルマイト性も良いです。

 A2017はちょっと耐食性が悪いし、アルマイトも付きにくい、強度はそれほど必要ないとお悩みの方に選択肢としてA5083は如何でしょうか?

2004年12月3日金曜日

ジュラルミン(A2017)にはご注意を!!

 こんばんは、お疲れ様です。

 たまにはアルミのお話を。最近、よくお見積もりやご注文で材料にA2017(ジュラルミン)を選ばれるお客様が増えています。

ロボットやラジコンパーツに最適な材料なのですが、すこし注意が必要です。ジュラルミンは熱処理が施されている材料でして、そのため反りが出ているものが多いです。その反りは平らな机に置いて両端を触ってみれば一目瞭然です。ですから板厚をそのまま使用する際は、注意が必要です。

 例えばベアリングなどを入れると想定した場合などは板厚をそのまま使用するのは控えた方が良いかもしれません。

(折角精度をだしても組み立てで無意味になるかもしれません)大きなものの加工をする場合は難しいですが、比較的小さな材料でしたら、6面を削ることである程度解決ができると思います。

ジュラルミンのご使用にはご注意下さいませ。

2004年12月2日木曜日

久しぶりのポカ。

こんばんは、お疲れ様です。

今日は久しぶりにポカをしてしまいました。

僕は、機械を使用して素材を削り出す仕事をしているのですが、

その機械の設定を間違ってしましました。

幸い現状回復出来たのですが、大幅に時間を食ってしまい大変でした。

弊社のような小さい工場で、機械が動かないのは命取りです。

今年も残り1ヶ月無事終了出来るよう気を引き締めて頑張ろうとこころに誓った今日この頃でした。

2004年12月1日水曜日

マニュアルは読みづらい。。。

こんばんは、お疲れ様です。

Bloggerを使うために色々とサイトを巡っていますが、その中で使用マニュアルみたいなことが書いてあるサイトに出会います。年をとったせいかこうしたマニュアルを読むのがしんどくなってきます。

おまけに解説サイトは英語が多いので翻訳しながらときている。

(まあ大人しく日本語ブログにしなかった自分が悪いのですが・・・)

ウェブは、読みにくいのが当たり前なので仕方ありませんが、マニュアルは分かり易く簡単に書いて欲しいものです。

といいつつ自分のサイトはどうか?と問いつめたところ・・・。(汗)

みんな頑張っていますもんね。

ごめんなさい。ちゃんとマニュアル読みます。