2019年1月31日木曜日

切粉のはなし。

切粉のはなし。
削り出し加工をしていると必ず排出される切粉。大工さんでいうところのかんな屑のようなものです。切粉は屑、スクラップなんて言い方もします。通常はそれぞれの材質で分別しますが、うちの場合はアルミのみなので、切粉が溜まると専用のドラム缶に保管してそのドラム缶が溜まるとリサイクル業者さんにお願いして持って行ってもらいます。
こちら、機械で溜まった切粉です。細かい切り込み量だったので、切粉も細かくなっています。



こちらはボール盤で穴をあけたときの切粉。
こちらタップ(雌ネジ)加工をしたときの切粉。
こちら面取り工具についた切粉。
ご覧のとおり、切粉でもいろいろな形状があります。機械加工の教科書では切粉の状態で良い切粉、悪い切粉なんて表現の仕方がされています。変な切粉がでるときは削る音で表面の状態が分かったりします。
 40年くらい前ですと、リサイクルの切粉で生活していたという旋盤屋さんもいらっしゃったようです。うちなんかですと大量生産も大物の加工も行わないので、そんなにたまりません。群馬に越してきて大分レートも下がりました。まあ、持って行ってもらっているので、良しとします。
オマケ 近所の人が切粉を樹脂で固めてくれました。

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