2020年9月17日木曜日

ゲージのはなし

  アルミプラスの場合、加工毎に寸法の測定を行ってチェックを行っています。その時に必要になるのが、ゲージ類です。その場面場面で、使うゲージも違います。まずは、ノギスで測定を行い、高い精度穴H7などの場合は栓ゲージを使用します。


こちらが一般的な栓ゲージ19mmのH7です。H7は0~+0.021までの範囲の穴になります。
写真左側がゼロですので、まずこちらが穴に入らないといけません。入ったことをかくにんしたら、次に右側のほうを挿入して入らないことを確認します。これが入ってしますと不良品になってしまいます。+0.021なんで、良いのではと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、栓の箇所が+0.021なので、これが入ってしまうと+0.021よりも大きい穴という判断になりNGなんです。

こちらはピンゲージです。これも同じように精度穴の測定に使用します。

こちらは雌ねじのゲージです。ねじ穴が公差内に収まっているか調べるゲージです。これ結構お高いんです。まあ、ゲージ類は基本高価なんですが。

変わったところで、Rゲージなんていうのもあります。半径を測るものです。
その他にもブロックゲージ、ハイトゲージ、ダイヤルゲージなど、用途に合わせて使用しますので、この辺りを揃えるだけでも見えない投資になります。
 恐らく、個人の趣味では揃えるのも大変だと思いますので、部品加工でその辺りでお困りの際はお問合せください。


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