2018年11月12日月曜日

A7075板(本日の加工材)

 本日の加工材は、A7075。このA7075はアルミの中でも王様のような位置づけだと思います。アルミの中でも最高レベルの強度を誇り、別名が超々ジュラルミンと呼ばれています。このA7075は日本で住友金属が開発したもので、零戦などにも使用されました。


 アルミには熱処理系、非熱処理系の材料があるのですが、こちらは熱処理系の材料になり、その表面は若干荒れています。また、板厚の精度も規格よりも厚くなっていることが多く、今回の写真の材料は規格で厚み12.5mmなのですが、13mmあり、厚みのままででは使えませんので、厚み分を所要の寸法に削ることが必須の材料です。
 このA7075はアルミプラスの場合、相撲ロボットのパーツで製作依頼を受けることが多い材料です。相撲ロボットのブレードパーツなどもこのA7075で作ったりもしています。

四角い板を削って色々なものを作ります。 アルミ加工のアルミプラス。

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