2018年12月27日木曜日

穴のはなしその2

穴のはなし。
前回、穴のはなしをさせて頂きましたが、ちょっと特殊な事例がありましたので、ご紹介します。今回は皿穴+タップ(ネジ穴)です。あまりやらない加工で、思い出しても2,3回くらいです。完成形はこちら。


そもそどんなことかというのはこちら。
通常は皿ネジが入る穴が皿穴です。使用するネジ径より大きめの貫通穴をあけて皿穴加工を行います。これにタップ加工(ネジ加工)がぷらすされたもの。これ言葉では簡単ですが、やってみると結構面倒だったります。
一応、通常通りやったのですが、皿ネジが収まらない。その原因はこちら。
皿ネジの写真ですが。全ネジといっても不完全ネジ部が皿とネジの間にあるのが分かるかと思います。この不完全ネジ部がどの程度ゆるされているのか、どういった加工が良いのかちょっと調べたのですが分からず。。
そこで、知り合いのねじ屋さんに教えてもらうことに。通常、全ネジでも不完全ネジ部はネジの1ピッチくらいまでは許されるそうで、加工の方は皿穴とネジ部の間に逃げる箇所を作れば良いというアドバイスを頂き、若干ストレートの箇所を作ってやったら大成功でした。ネジはねじ屋さんに聞くのが一番です。
また一つ勉強しました。ネジって色々な種類があるので奥深いです。

四角い板を削って色々なものを作ります。 穴の加工ならアルミ加工のアルミプラス

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